けテぶれ〜学習力を伸ばす宿題革命〜

自立した学習者を育てるため、「けテぶれ学習法」を考案し、実践しています。教育に関することを千思万考し、見えたものを投稿します。フェイスブック:https://www.facebook.com/shota.kuzuhara ツイッター:https://twitter.com/barikii

【勉強がうまくできない原因】④根性押せ押せケース

「れ」だけをとにかくやる“非効率・根性タイプ”

 

一番多いタイプじゃないでしょうか。

 

質より量のおせおせタイプで「1学期の漢字まとめテスト!」と言われれば、

「1学期に習った漢字をすべて100回ずつ書いてくる!」というパターンです。

量だけは凄まじくこなすので、とても勉強をした気になっていますが、

「けテぶ」が抜けているために、見通しをもてておらず、

結局最初は100字ずつ書いていたけど、だんだん数が減っていって、範囲も全部網羅できなかったとなる。

 

一度「テ」をしていれば、その努力量をすべて自分の苦手にフォーカスできたのに。

「ぶ」を積み上げていれば、100回書かなくても自分にあった勉強法が見つかっていたかもしれないのに。

 

学習箇所も学習方法も効果的でない。ただ量だけで満足してしまうパターンです。

当然努力量に見合う結果が出ない。努力量だけは凄まじいのでそれに見合った結果がでないまま、学習意欲を減退させていく。

ノートだけはきっちりときれいに取っているのに成績が悪い。という人もこれに当たりますね。自分にとって何が必要なのか、どれをどの程度どんなふうにすればいいのかという思考がない。

 

このパターンのタチが悪いところは、

記憶力や努力根性が人並み外れている人は、力技で結果を出せてしまうという点です。

つまり、能力の高い人ほど、勉強の方法を工夫せずとも、結果が出てしまう。

これは2重にタチが悪いんです。

 

能力に限界が来た時

能力が高いといっても、その高さは人それぞれでしょう。

100万人に1人レベルの賢さならまだしも、100人に1人程度だったら。

どこかで無工夫な勉強法ではまかないきれない状況に陥ってしまう。

その時、このパターンの人達はお手上げです。

自分に必要な学習はなにか。自分が得意な勉強の方法な何か。

そんなことを考えずに突き進んで来たのですから。

そして学習に背を向けてしまう。

自分は大したことない人間だったと。所詮勉強なんて向いていないし、自分はだめんだと。

とてももったいないです。

 

「学習方法に対する思考を積み上げていれば…」

能力が高いからこそ、自分と向き合い自分にとって必要な勉強内容、効率的な勉強方法を思考していれば、

学ぶことをもっともっと楽しめていたかもしれません。もっと大きな結果を出すことができたかもしれません。

これも非常にもったいないですね。

 

 

さいごに。

こういう勉強方法を取る人が多いのは、学校教育に責任があると思っています。

学校では、形式的な「れ」だけが無根拠に強要されるからです。

 

ノートはきれいに書きましょう。

ドリルにはすべて書き込みましょう。

教科書の問題は全て解きましょう。

 

なぜ?

 

これを与えられないケースがとても多いと思います。

これを与えてやらないままに、無思考に行動だけを強いて、やらない子どもたちを叱る。

生真面目な子ほど、よく飲み込み、「れ」だけの非効率人間になってしまう。

頑張る力がある子ほど、そのまま必死で与えられた学習内容を飲み込もうとする。

 

能力もメンタルもある子ほど、この罠にハマってしまう。

 

非常にもったいないです。

 

教育に「けテぶれ」の意識が必要だというのはこういう理由もあります。