けテぶれ〜学習力を伸ばす宿題革命〜

自立した学習者を育てるため、「けテぶれ学習法」を考案し、実践しています。教育に関することを千思万考し、見えたものを投稿します。フェイスブック:https://www.facebook.com/shota.kuzuhara ツイッター:https://twitter.com/barikii

Q&A 学習法はゴールがテストではなくても、応用可能ですか?例えば、読むこと、書くことなど、その後のその子たちの生き方に関わる部分の学びにも直結させることができますか?

Twitterで質問が来たので答えました。

 

Question

ブログ、興味深く読ませていただきました。その学習法はゴールがテストではなくても、応用可能ですか?例えば、読むこと、書くことなど、その後のその子たちの生き方に関わる部分の学びにも直結させることができますか?

 

Answer

ブログ、お読み頂きありがとうございます。
例えば「読むこと」をゴールとしてねらう場合「読めている状態」を極限まで具体化し、どういう状態が「読めている」かを子供と共有する必要があります。そして、その状態に対して今自分がどこまで近づいているかを自分で評価出来る仕組み(テスト)が必然的に要る事になります。

けテぶれ学習法では、自己学習力の育成を狙いますので、到達すべきゴールの具体的イメージとその構成要素の把握、実力を試す場の設定が必要です。

そしてこういう条件を揃えることが「自分で自分の力を伸ばす」ためには必要だ、という気づきこそが子供の生き方に関わる非常に大切な学びに直結していると考えています。

例えば、僕は読むには「抜き出し組み立て整理する」という3段階があると指導しています。高学年を持つときには、この3ステップに応じて教科書の文章を要約させます。キーワードを抜き出し、関係性を読み取り、物語の背骨を見出す。ゴールはノート1ページ以内に要約文を書く、もしくは、文章構造を図にまとめる。ということです。

読めている状態:要約文or文章構造図を正確に書ける
構成要素:①抜き出し②組み立て③整理する
実力を測る場:教師の評価

このように構成することで、ひとまず「要約」というスキルの獲得に向けて自己学習をすることが出来ます。

これはフレームリーディングと呼ばれる読み方に似ています。

こうして枠組みを読み取れたら、その枠組を利用して、自分なりの文章を書くとうことにつなげます。

その他、「物語の詳細読み」についてはまた別の手立てが必要でしょう。これに関しては、計画的に自己学習をしていくというよりは、物語世界に没頭する事によって得られることが多いと思いますので、そういう仕掛け(子供がのめり込む問い)を授業で仕込むことが大切だと思っています。