けテぶれ〜学習力を伸ばす宿題革命〜

自立した学習者を育てるため、「けテぶれ学習法」を考案し、実践しています。教育に関することを千思万考し、見えたものを投稿します。フェイスブック:https://www.facebook.com/shota.kuzuhara ツイッター:https://twitter.com/barikii

自己学習力を獲得させる「けテぶれ学習法」とはなにか①

今回はいよいよ、本丸。
学習力を獲得させる「けテぶれ学習法」とはなにかについて書きます。
 

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「けテぶれ学習法」の目的は、
自分で課題を見つけ、自分の力で学習をすすめる力=学習力を身につける
ということでした。
「学習力」とは「自分で課題を見つけ、自分の力で学習をすすめることができる力」であり、宿題を改革することでその力の育成を公教育の中で狙うことが出来ると説明してきました。その力をつけることが、AIが台頭する未来に、自分の道を自分の力で切り拓くことが出来る自立した学習者への道であると。
 
自分で課題を見つけ、自分の力で学習をすすめるためには
 
①具体的で明確な目標を持つこと
②その目標を目指す目的と意義を理解すること
③目標に到達するための方法を得ること
 
が必要であると考えています。
 

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という感じですね。
自ら学習をすすめるためには、こう言えなければならないのです。
 
言い換えると、
 

目標の設定 目的意義の理解 方法の獲得 

という3点を目指すことで学習力を高める教育ができる

 
といえます。
 
いか僕がこの3点を目指して何をやっているのかということを説明します。
 
 

①具体的で明確な目標の設定

究極の目的は「学習力をつける」ことですが、これでは抽象的すぎて、直接目指させることはできません。そこで、その目的を達成するために子どもたちに具体的な努力目標を提示する必要があります。目標として僕が設定しているのが、
 
毎週行う小テストで合格点をとること」
 
です。
 
この目標に向かって、子どもたち自身が自分で学習を積み上げていくことによって、「自ら学習する力=学習力」を身に着けていきます。 
 
もちろん、小テストの先には、単元のまとめである大テストも待っていますので、その点数にもこだわります。
 

②目標を目指す目的意義に対する理解

 具体的目標を提示した上で、子どもたちに「けテぶれ学習法」に取り組む目的とその意義を説明します。
 

目的目標に向かって自分で学習する力をつけること」です。

 
意義を理解させるために僕が言っていることは大体以下の感じです。
 
   けテぶれ学習法に取り組むと目標に向かって自分で学習する力が身につく。
   この力は、中学校・高校へと進学するにつれて非常に重要になる。
   さらに「目標に向かって自分で学習する力」
 
  「自分で自分の能力を伸ばす力」と言い換えることが出来る。
 
   この力は、大人になっても必ず役に立つ。
   (AIが台頭する未来、こういう力がない人間は価値を生み出せない)参照:灘高生の学習相談にのった
 
   つまり、けテぶれ学習法で身につけた力は、一生使える
 
 だいたいこんな感じです。論理的にもあまり無理はないかなと思うのですがどうでしょう。この後説明しますが、けテぶれ学習法とはPDCAサイクルをベースとした学習法なのです。つまり、けテぶれ学習法で狙うのは、「PDCAサイクルを回すことによって、現状を目標状態に近づける能力の獲得」とうい事になります。この力って、おとなになっても役立ちますよね?
 

③目標に到達するための方法の獲得

上で述べましたが、目標に到達するための方法に当たるのが、

けテぶれ学習法です。PDCAサイクルとOODAループを組み合わせたこの学習法によって、現状を目標状態に近づける能力の獲得を狙います。

 

僕の実践では、学習のサイクルを以下のように捉えています。

 

 「計画」

  目指すべき目標を見定め、そこまでに自分がしなければならない学習を検討し、
  計画を立てます。
 
「テスト」
  今の自分は何が出来て何が出来ないのか。それを調べます。 
 
「分析」
  テストで間違えた問題について、なぜ間違えたのか、どうすればその間違いが
  なくなるのかを考えます。また、出来るようになってきたことなど、自分の変化に
  関わることはなんでも「分析」します。
 
「練習」
  分析の結果、自分に足りていないことが分かれば、それを克服するために
  「練習」をします。
 
この「計画/テスト/分析/練習」の頭文字を取って、
「けテぶれ学習法」なのです。
 
子どもたちは、この流れにそって、毎日学習します。
 
①その日の学習を見通し
②ドリルを開いてテストをしてみて
③間違えたところを分析し
④それを克服するために練習する
 
のです。 
この流れ意識して学習をさせることで目標に到達するための方法を獲得させます。
  
 
以上のことをすることで
目標の設定 目的意義の理解 方法の獲得
という3点をカバーし、
自分で課題を見つけ、自分の力で学習をすすめる事ができる力
を育成しようとするのが僕の実践です。
 
長くなるので一度切ります。
 
特にけテぶれ学習法を獲得させるためにどのような指導を行っているかを説明します。
 
目標意義は聞いて理解すればそれで良いのですが、
方法の獲得」には確かな指導の質十分な練習量を保証しなければなりません。